チェーンメール
それは一方的に文章を送り付け、次の人に回すようにと念押しする文章である
悪意の有無にかかわらず、ほぼ内容の根拠がなく、大抵送られてきたことに厄介がられる代物である(電子文章の場合には「代物」というのもおかしな表現ではあるが)
今回は私にチェーンメールが届いた時の話である
噂と情報とクチコミと
今回は番外編扱いで、受験に関する"私にとってはこわくはない話"でもあげてみることとする
続きを読む【こわい話】人形レストラン
その昔地元に人形のコレクターがいた。その人はコレクションの展示を兼ねてレストランも経営していた
既に閉店して久しいが、ふと思い出したことがあって今回書くこととする
【人間の…】思い込まれた家
ある喫茶店で、そこの常連客のお一人からこんな話を聞いた
当時の私は20代後半。その数年前まで廃墟探索に連れて行ってもらっていた。その時期でも廃墟の写真集を購入していたし見るのは好きであった。その話になった時に出てきた話である
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(話を聞いた時より)数年前、一時「廃墟ブーム」「心霊スポットブーム」が起こった
インターネットの黎明期は当の昔に過ぎていたものの、まだ「インターネット」という言葉にサブカル色やアングラ色を感じる時期であった
掲載される廃墟も大型のホテルや鉱山跡だけではなく一般の空き家も珍しくなかった。それだけならまだしも、ご丁寧に住所なり行先まで書いているという通報待ったなしな掲載をしているものもあった
行く間での敷居の低さ?もあったのか、行ってきた情報を見て若者が友人を誘ってスポットへ行ったら、警察沙汰となるケースもあった
この話を聞いた頃はそのような背景があった
【こわい話】死神 その2
私の父親の系統は発熱をすると幻覚を見る者が多いらしい
父は子供のころに死神を見たという。ある時を境に見なくなったと主張している
幸いにも私も妹もその体質は受け継いでおらず、姪も2022年時点では発熱時に何かを見たと訴えてはいないようだ
この話は父が死神を見て、そして見なくなった話である